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ダイオードレーザー

目次

ダイオードレーザーとは

ダイオードレーザーといえば、医療脱毛によく使用されるレーザー機器。「熱破壊式」と「蓄熱式」が存在し、熱破壊式は毛根がターゲット、蓄熱式は発毛因子の「バルジ領域」がターゲットという特徴があります。熱破壊式は基本的にメラニンに対してはたらきかけ、熱で毛根を破壊して脱毛するのに対し、蓄熱式は更に深い部分までジワジワとアプローチし、バルジ領域を破壊してツルツル肌を目指す形です。

ダイオードレーザーの効果

アトピーや敏感肌の人でも効果を
実感できる

まず、ダイオードレーザーの大きな特徴として「アトピーや敏感肌の方でも効果を実感しやすい」というものがあります。レーザーは熱を使用するため、肌が敏感な方はどうしても気が引けてしまいますよね。しかし、ダイオードレーザーは基本的に低出力なので、皮膚ダメージを抑えながら施術が可能。特に蓄熱式の場合はメラニン色素には逆に反応しないので、ほくろにも照射できます。

産毛や色の薄い毛にも有効で、
地黒の方もOK

一般的にレーザー脱毛はメラニン色素にはたらきかけるため、毛の特徴によっては効果を得にくいとされることもありましたが、ダイオードレーザーはその奥の部分にじっくりはたらきかけるため、産毛や色の薄い毛にもアプローチが可能。また、日焼け肌にも有効ですから、夏場も難なく通えます。

特に蓄熱式ならバルジ領域がターゲットなので、地黒の方でも効果を実感しやすいと言われています。脱毛したいのに行けない!と思っていた方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。

他の脱毛機器との違い

ダイオードレーザーは、医療用レーザーの中でも特に痛みを感じにくい機器として知られています。そのため、痛みに弱く、医療用レーザーは諦めかけていた方にとっても良心的です。また、照射口が広いので、打ち漏れが少ないのも利点。打ち漏れがあるとどうしても施術そのものや結果を得るまでに時間がかかってしまいますが、スピーディーに効率よく脱毛することが可能です。

ダイオードレーザーの施術の流れ

その① カウンセリング

初診の場合、まずはカウンセリングが行われます。なぜ脱毛したいかというよりは、体質や現在の状態を医師が把握し、施術に対する不安等を解消するためのものだと思って良いでしょう。何か不安があれば、お気軽にご相談ください。

その② 準備

照射する部位によっては、専用の着衣に着替える必要があります。顔に照射する場合は化粧落としもここで行います。

その③ テスト照射

初めての場合、レーザーに問題がないかテスト照射されます。いきなり全体に照射されるわけではないので、安心感がありますね。

その④ 施術

出力を部位によって調整し、レーザーが本格的に照射されます。時間は部位によって変わるため、詳しくはクリニックへお尋ねください。

その⑤ アフターケア

最後に、事前に塗布された冷却ジェル等をふき取って完了です。

ダイオードレーザーの施術中の痛み

前述した通り、ダイオードレーザーは医療用レーザーの中でも痛みを感じにくいと言われています。特に、メラニン色素に直接はたらきかけるわけではない蓄熱式の方がより軽減できるとされていますから、どうしても痛みが気になる方は医師に相談の上、蓄熱式を検討するのがおすすめだと言えるでしょう。

ダイオードレーザーの副作用やダウンタイム

副作用としては、まず施術後の赤みを感じる方は多いようです。これは時間とともに和らぐため、心配することはありません。ただ、ごく稀に色素沈着や水疱が発生すると言われているので、気を付けておきましょう。もしトラブルが起こった場合は無理して我慢せず、まずはクリニックに電話で相談してみてくださいね。