フラクショナルCO2レーザー
フラクショナルCO2レーザーとは
フラクショナルCO2レーザーは、細かなレーザーをドット状に当てて肌の再生を促す施術です。短期間で新しい皮膚への再生を促進し、1回の施術で照射部位の10~15%程度を新しい肌へと入れ替えます。持続して4~6週間間隔で施術を5~6回繰り返すと、効果を実感しやすくなります。照射密度や照射力は肌の状態に応じて変更でき、顔だけでなく背中・腕などにも照射することが可能です。
フラクショナルCO2レーザーの効果
フラクショナルCO2レーザーで期待できる効果を紹介しています。小じわ・たるみ・毛穴の開き・傷跡・腕や背中のブツブツ・黒ずみ・くすみ・色素沈着といった具合に、幅広い肌トラブルに対応できるレーザーです。以下の効果を参考にして、照射を行うかどうかの目安にしてみてくださいね。
小じわ・たるみ・毛穴の開き・傷跡に効果が期待できる
フラクショナルCO2レーザーは、肌に細かなビームを高密度で照射し新しい皮膚へと入れ替えます。また、治癒の過程で肌が引き締まるので、小じわ・たるみ・毛穴の開き・傷跡といった肌トラブルの改善効果が期待できます。肌のきめが整うため、継続して照射していくことで肌トラブルを予防。肌の状態に応じて照射密度や出力は変えてくれるので、幅広いトラブルに対応できます。
腕・背中にできたブツブツの改善
効果が期待できる
フラクショナルCO2レーザーは、腕にできたブツブツ、毛孔性苔癬の治療に使用できます。そもそも毛孔性苔癬(二の腕や背中にできるブツブツ・ざらざらとした症状)は、毛穴の詰まりが盛り上がることで起こるもの。遺伝的要素が強いと言われていますが、皮膚を新しい皮膚へ入れ替えるフラクショナルCO2レーザーなら継続して治療していくことで、改善効果が期待できます。
黒ずみ・くすみ・色素沈着に効果が期待できる
フラクショナルCO2レーザーは、レーザーの照射で新しい皮膚への入れ替えを促せるため、皮膚の黒ずみ・くすみ・色素沈着にも効果が期待できます。継続して照射していくと、1回の照射で10~15%ほどの皮膚が入れ替わるので、滑らかな肌に近づけることが可能です。
フラクショナルCO2レーザーの仕組み
フラクショナルCO2レーザーは、肌にドット状に赤外線領域のレーザーを照射する施術方法です。炭酸ガスを利用して細胞の水分に反応させるレーザーで、照射範囲がドット状になっていることで、健常な細胞をのしつつ肌細胞の再生を促します。
また、熱編成によりコラーゲンやエラスチンが増生されます。新しいきれいな皮膚へと再生させ、肌のざらつきなどを改善へと導きます。さらに、真皮まで空いた穴の治癒課程で、肌の表面積が収縮して小さくなるシュリンク効果が得られます。
フラクショナルCO2レーザーの施術中の痛み
フラクショナルCO2レーザーはクリニックにより麻酔クリームを塗布するため、施術の痛みはほぼありません。麻酔クリームがオプションのクリニックもあり、治療料金に含まれているかどうかは確認が必要です。個人差があるので、照射部分にチリチリとした痛みを感じる可能性はあります。痛みに弱い人は医師に申し出ることで、照射力を弱めるなどの対策を講じてくれるため、事前にご相談ください。
フラクショナルCO2レーザーの副作用やダウンタイム
フラクショナルCO2レーザーは、数日赤みが出る可能性があります。また、かさぶた状態が5日程度続くケースがありますが、自然にはがれます。また、施術翌日からはメイクができ、気にならない程度の肌に仕上げられるので、人目が気になる心配はありません。
ただし、施術後は乾燥しやすいため保湿が必要で、かつ肌がデリケートな状態なので日焼け止めを塗る必要があります。施術当日は長時間の入浴やサウナの利用はできないためご注意ください。
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