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はじめての美容皮膚科ガイド

ジェネシス

目次

ジェネシスとは

ジェネシスとは美容治療の一環として使用されるレーザーで、肌の代謝を促す作用があると言われています。皮膚疾患にも効果があるとされていますが、果たしてどうなのでしょうか?ここではその詳しい仕組みや特徴について、詳しく見ていきましょう。

ジェネシスは、米キュテラ社で開発されたロングパルスYAGレーザーのこと。肌から1~2センチほど離して照射することで表皮層にはたらきかけ、肌の代謝を促します。ヤグレーザーといえば従来からお馴染みですが、こちらは特に効果や安全性を高めているのが特徴です。

ジェネシスの効果

毛穴やくすみの改善

まず、加齢や皮膚の疲れによって目立ちやすい毛穴やくすみの改善。ジェネシスは表皮層にはたらきかけ、熱エネルギーを与えることでコラーゲンの生成を促進し、毛穴を引き締める作用が期待できます。

なぜ熱が加わるとそうなるのか?というと、真皮内や毛穴周辺のコラーゲンを熱圧縮させた時に「変性」が起こるのが原因。つまり、人間の身体はダメージを受けたり傷ついたりすると、元に戻ろうと活性化する力が働くのですね。

小ジワの改善

次に、こちらも加齢とともに増えてゆく小ジワの改善。先ほどのようにジェネシスは肌の引き締め効果が期待でき、代謝がアップしてコラーゲンの生成が促されるため、肌に潤いが戻ります。コラーゲンは元々身体の中にあるものですから、それが活性化することで若々しい肌へと導かれる効果も期待できるでしょう。

赤ら顔・ニキビ跡の改善、その他

最後に、赤ら顔やニキビ跡の改善。赤ら顔にレーザーを当てたら余計に悪くなりそうで怖い…という方もいると思いますが、ジェネシスはターンオーバーを正しく整える上で、赤みの原因となる毛細血管にも作用。ピーリング効果によってクレーター状態のニキビ跡にもアプローチが可能なので、肌に刺激を与えすぎることなく、効果的なエイジングケアが見込めるでしょう。

ジェネシスの施術の流れ

ジェネシスの施術の流れは、一般的に以下の通りです。

その① アイシールドを付ける

まず、熱エネルギーから目を守るためのアイシールドが渡されます。クリニックによっては冷却ジェルやクレンジングを行うこともあるようです。

その② 照射

レーザーを照射します。基本的に15分程度で終了するため、他に予定がある時でも無理なく両立できそうですね。痛みはほぼなく、じんわりと温かみを感じる程度だと言われています。

その③ ショット数のカウント・
終了

施術はショット数でカウントされ、完了した後は洗顔を行います。そのままメイクして帰宅できるところもあれば、いったん保湿や鎮静をして肌を整えるところもあるようです。

ジェネシスの施術回数

ジェネシスの治療回数は肌質や体質にもよりますが、5回程度が目安となっています。施術感覚は2~4週間に1回程度ですから、忙しい方でも無理なく通えるのではないでしょうか。

ジェネシスの施術中の痛み

ジェネシスは麻酔なしで受けられることもあり、基本的に痛みを感じることはほぼありません。施術中はじんわり熱さを覚える程度だと言われています。ただし、時々パチッと弾かれるような感じがすることは多いようです。

ジェネシスの副作用やダウンタイム

ジェネシスの副作用としては「一時的に赤くなる」がよく聞かれます。しかし、それはレーザー特有の赤み程度で、真っ赤に腫れ上がるわけではありません。施術当日からメイクも可能で、お風呂に入るのもOKです。とはいえ、保湿や乾燥対策はしっかり行い、肌に刺激を与えすぎないよう気を付けましょう。