フォトシルクプラス

フォトシルクプラスとは

フォトシルクプラスとは、メラニン粒子の分解機能がIPLより高く、薄いシミにも施術ができます。パルス幅が短く波長を使い分けるレーザー治療とは異なり、フォトシルクプラスの光治療ではパルス幅が長い複数の波長を用います。パルス幅が短いとピンポイントでしみ・ほくろなどを狙うのに向いているのに対し、パルスが長いのでシミ・毛穴・ニキビ跡といった具合に広範囲にアプローチが可能です。

フォトシルクプラスで期待できる効果

フォトシルクプラスで期待できる効果を紹介します。シミ・くすみ・薄いシミ・毛穴の開き・ニキビ跡といった肌トラブルを抱えている人は、以下の内容を施術時の目安にしてください。特に、一度の施術で幅広い肌トラブルにアプローチしたい人や、色白で薄いシミがある人は必見です。

様々な肌トラブルの改善効果が期待できる

フォトシルクプラスでは、パルス幅が長い複数の波長を使用するため、様々な肌トラブルを改善する効果が期待できます。一度の施術でシミ・くすみ・毛穴の開き・ニキビ跡といった具合に広範囲にアプローチ。レーザー治療では部分的に施術を行うので、様々な治療法を組み合せる必要がありましたが、一回に幅広い悩みを解消できる可能性があります。

薄いシミの改善効果が期待できる

フォトシルクプラスは、IPLでは効果を感じにくかった薄いシミに対しても改善効果が期待できます。従来のIPLでは、薄いシミではメラニン色素の絶対量が少ないため、照射をしてもメラニン色素に反応しづらいという側面がありました。薄いシミの改善には限界があり、色白でシミが薄い人は効果を実感しにくい状態でした。

その点、フォトシルクプラスならIPLよりもメラニン粒子の分解に優れています。メラニン色素の絶対量が少なくとも反応しやすくなり、薄いシミでも改善効果が期待できるようになっています。

フォトシルクプラスの施術の流れ

施術当日

フォトシルクプラスの施術を受ける際は、事前にカウンセリングで症状や悩みを聞き取り、肌を診察する必要があります。症状や要望を考慮し、フォトシルクプラスの適応可否を判断します。施術を受ける際はメイクを落とし、洗顔を行って肌を清潔な状態に。対象箇所に照射を行い、15分程度で施術は完了します。

施術後

施術後は直ぐにメイクができると言われています。施術から3カ月経過するまでは肌がデリケートな状態なので、日焼け止めを使用して日焼け対策を講じましょう。

フォトシルクプラスの施術中の痛み

フォトシルクプラスは、施術中に輪ゴムではじかれたような痛みを感じるケースがあります。軽い痛みですが、メラニン色素が濃い箇所は痛みをより感じやすくなっています。痛みは少ない施術ではあるものの個人差があるため、痛みが苦手な人は事前に医師にご相談ください。一人ひとりの悩みや要望に合わせた治療プランを提案してくれます。

フォトシルクプラスの副作用やダウンタイム

フォトシルクプラスは、水分吸収率の高い950nm以上波長をカットしています。やけどのリスクが低く、肌へのダメージを抑えられます。ダウンタイムはほぼありませんが、照射後にシミやそばかすが浮き出た状態になる黒浮きになり、個人差はありますが7～10日程度で自然に剥がれます。無理にはがしたり、日焼けをしたりすると、シミやそばかすが濃くなる恐れがあるので注意してください。

一度の施術では個人差があるのでシミがなくならない可能性があるため、複数回の施術が必要となるケースもあります。