ピアスの穴あけ
美容皮膚科で受けられるピアスの穴あけ
ピアスをあけるなら、美容皮膚科へ
より気軽で身近になったピアスですが、自分で開けると化膿や位置ずれなどの失敗が起こることもあります。ピアスの穴をあけるのなら、プロにお任せしましょう。
こちらでは、痛みなくピアス穴をあける方法や人気の穴あけ部位などを紹介しています。 トラブルのない穴あけで、耳元のおしゃれを楽しんでくださいね!
ピアスの穴あけ
ピアス穴を自分であけるのはリスク大
今や年齢や性別を問わず、ピアスの穴をあける方が増えています。市販のピアッサーを買ってきて自分で穴あけする人がいますが、安易に行なうのは良くありません。器具や皮膚を清潔にして行わないと、感染症などのリスクが高まります。自分であけたピアス穴が化膿を起こし、医療機関で治療を受けたというトラブルも多いのです。 最近では耳たぶだけではなくおへそや鼻、唇、舌などの部位に穴あけを希望する方が増えています。デリケートな部分の穴あけは、一歩間違えると、神経や血管を傷つけてしまうことにもなりかねません。医師のもと、清潔な環境で行ないましょう。
またピアスショップなどで店員さんに穴あけを依頼する方がいますが、医療機関以外でピアスの穴をあけるのは法律にふれる行為です。必ず医師のいる医療機関で施術を受けてください。
ピアスの穴あけにまつわるトラブルとは
ピアスの穴あけ時のトラブルで多いのが化膿です。また、きちんと消毒しないで行なうと、細菌感染の恐れがあるので気をつけましょう。さらに、ピアスをあけた直後はかぶれやすくなっているもの。金属がふれることでアレルギー症状を起こし、傷口が化膿してしまう危険性もあります。
傷や化膿以外のトラブルとしては、位置や角度の失敗が挙げられます。自分でピアッシングをした場合、「穴が傾いてしまった」「左右で穴の位置が違う」といったことが起こる可能性が大きいのです。そうなると、せっかくのピアスを着けても美しくありません。こうしたリスクを避けるためにも、クリニックで慣れた医師に依頼しましょう。
リスクなくピアス穴をあけるならクリニックで!
トラブルや痛みへの対応が充実
クリニックならピアッサーやピアスが完全に消毒されているので、化膿やケロイド、しこりができるのを防いでくれます。トラブルのリスクは限りなく低いといえるでしょう。さらに、金属アレルギーへの対応もされています。医療用ピアスなら、数種類の素材や金属でできたものが揃っています。カウンセリングで事前に金属アレルギーがあるかを確認して、その人の肌にあった素材で穴あけをしてくれるのです。まれに消毒液で炎症を起こしてしまうこともありますが、そういった場合は刺激の少ない軟膏などを処方してくれます。
穴あけは一瞬で終わるため、基本的に麻酔は行われませんが、事前に相談すれば麻酔を使うことも可能です。美容皮膚科では痛みへの配慮を徹底していますので、痛みに弱い方でもご安心ください。
ピアッシング(穴あけ)の流れ
クリニックで穴あけを依頼すると、まず穴をあけたいところにマーキングして消毒します。それから専用の器具を使ってマーキングした部分にピアスを打ち込みます。器具はハンドガンのように引き金を引く形になっていて、耳たぶにあてて引き金を引くと一瞬で穴あけが完了するという仕組み。痛みはほとんどなく出血や腫れもありません。施術後は氷などでしばらく冷やしながら、アフターケアに関する説明を受けたのち、すぐに帰宅可能です。
ピアスの穴あけは自由診療となるため、保険は適用されませんが、ピアス代込みで施術費用が5,000~10,000円程度(税不明)と比較的安価です。自分でピアッサーを購入する場合とそれほど変わらない金額で、医師による施術を受けられるのは、大きなメリットといえます。
ピアスの穴あけ部位
へそ
貫通しにくくトラブルを起こしやすい
隠れたおしゃれを楽しめる、へそピアス。夏になれば、きらりと光るへそピアスがボディラインを美しく引き立たせます。へそピアスは穴が貫通しにくい特殊な箇所なので、ご自分であける場合はへそ専用のピアッサーを用意する必要があるでしょう。 しかし、ご自分であけるとお腹の血管や神経を傷つけてしまうリスクがあり、そこから化膿して感染症を引き起こす恐れがあります。また、衣服がこすれる箇所なのでトラブルを引き起こしやすい部位だといえます。 膿んでしまったり痛みが出た場合は、早めに病院で薬を処方してもらいましょう。
耳たぶ
挑戦しやすい部位だからこそ、慎重に
若い方でも比較的あけやすいのが、耳たぶではないでしょうか。柔らかい部位なので、ピアッサーを使えばご自分でもあけやすいですよね。
しかし柔らかい部分だからこそ、少しひっかけただけで裂けてしまうなどのトラブルがあります。
また、挑戦しやすいことから気軽にあけ、適切な処置をしないまま化膿やしこり、感染症を引き起こしてしまうことも。初めての方は特に、医療機関でのピアッシングをおすすめします。
軟骨
セルフでは難易度の高い、軟骨ピアス
ご自分ではあけるのが難しい部分のひとつに、軟骨があります。あけた直後に腫れるのは、よくあるマイナートラブル。患部が腫れると熱を持ち、かゆみと痛みに悩まされます。腫れるのを見越して、少し長めの軸のものをファーストピアスにするといいでしょう。
また、「肉芽」という炎症性の腫瘍や、耳全体が赤く腫れて高熱を伴う「耳介軟骨膜炎」も軟骨ピアスによくみられるマイナートラブルです。あける時も痛みを伴うので、局所麻酔を用意している医療機関もあるようです。
眉
顔の印象をがらりと変える眉ピアス
眉にピアスをあける場合は、正確な位置に十分な深さのあるピアスホールをつくるために、ピアッサーではなくニードルを使います。骨格がカーブしている場所なので、眉ピアスはぴったりとフィットしたものを選びましょう。
眉ピアスはとても目立つ場所で顔の印象も左右されるものです。また、ピアスホールができるまでは毎日のケアも必要。勢いであけるのではなく、仕事のことや学校のこと、先のことをよく考えてからあけるようにしましょう。
ピアス穴あけの費用相場
ここでは代表的なピアス穴あけの費用相場を紹介します。 美容皮膚科や美容外科を20院以上調査(2018年4月時点)。公式ホームページに掲載されている価格表をもとに、もっとも多かった価格帯をまとめました。 ピアス穴あけにかかる費用は、クリニックや治療する範囲、治療方法などによっても異なりますので、具体的な料金はクリニックに問い合わせてください。
部位 | 料金 |
---|---|
両耳 | 5,000~14,000円 |
軟骨 | 6,000~12,000円 |
トラガス | 6,480~10,000円 |
へそ | 12,000~32,400円 |
ボディ | 26,100円 |
顔 | 26,100円 |
穴あけの際に考えられるリスク・失敗
ピアス穴に細菌が感染する
ピアス穴をあけたときに、傷口から細菌が体内に入り込んでしまうことがあります。「ピアスの穴周辺が赤くなり腫れる」「白っぽい、もしくは黄色っぽい液が出る」「痛みやかゆみが生じる」などが症状の一例です。
耳にケロイドができる
ケロイドというのは、皮膚が引っ張られたり盛り上がったりする症状です。元々耳たぶはケロイドができやすい箇所といわれています。またケロイド体質の人は、かなり高確率で発症するそうです。クリニックで検査してから、ピアス穴を開けることをおすすめします。
金属アレルギーになる
ピアスの金属と体内のタンパク質の結合でアレルギーを起こすのが金属アレルギーのメカニズム。かゆみや炎症が出たらすぐにピアスの着用をストップしましょう。治療後は金属アレルギーを起こした素材のピアスは避けてください。
ピアスが穴に埋没する
キャッチやピアスヘッドがピアス穴に埋まった状態になる場合があります。ピアスを付けた耳を下にして寝たり、耳たぶとキャッチの間が狭すぎたりするのが主な原因。寝る時につける場合は十分に注意してください。
ピアス穴の左右が非対称
ピアスの穴が左右非対称になってしまう失敗談もよく耳にします。セルフでやるともちろんですが、美容皮膚科で施術しても稀に失敗することがあるそうです。ピアス穴を開ける際は、医師のスキルが高いと評判のクリニックにお願いするようにしましょう。
ピアスの穴をあけた後の注意点・ケア方法
3日間はピアスに触らない
ピアスの穴を開けて3日間は、ピアスを動かさないようにしましょう。開けたばかりの時期は、まだ穴が傷ついている状態。ピアスを動かしてしまうと耳が刺激されて、耳たぶが腫れる・出血するなどのトラブルが続きます。3日を過ぎたときにピアスを動かして痛みが無ければOKです。
ピアス穴を洗浄する
痛みがなくなったら、ピアス穴を洗浄しましょう。ボディーソープか固形石鹸で泡を立てて、ピアスと耳の間を洗います。ピアスを回したり前後に動かしたりすると、ピアス穴がよりキレイに洗えるでしょう。そのあとぬるま湯で石鹸を流してください。毎日朝と晩の2回洗浄するのが理想的です。
肌のプロがいる美容皮膚科でピアッシングを
ピアスの穴あけを自分で行うと、肌トラブルや左右の位置が合わないといった失敗が起こりがちです。手間や金額は大きく変わりませんので、必ずクリニックを受診し、穴あけに慣れた医師にピアッシングしてもらってください。とくに、肌のプロが施術をしてくれる美容皮膚科がおすすめです。様々な種類の麻酔が用意されているので、痛みを感じにくい状態で穴をあけることも可能ですよ。
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